泣いた子どもへの対応

保育関連

保育園で働き始めた頃、泣いてしまっている子どもへどうやって対応したらいいのか、まったくわかりませんでした。しかし、先輩の対応を真似し続けて、少しコツを掴んだ気がするので共有をさせていただきます。

そしてこの子どもへの対応シリーズは、私の知恵が増えるたびに新しい記事を書く予定です。

対応する大人がビビらない

子どもは泣きます。泣いたからといって対応する大人がビビってはいけません。

それよりもやることがあります。

どうして泣いているのかの原因究明が大事です。ぶつけて痛くて泣いたのか、伝わらない気持ちがあって泣いたのか、泣いたら許されると思って泣いているのか。

これによって対応が全く異なります。

なのでビビっている暇はなく、次の行動を考えるべきです。

クールダウンさせてから、こちらも落ち着いて話す

ぶつけて痛いなら、どうやってぶつけたのか、ぶつけた場所の様子はどうか、どのように対応するかを即座に判断します。

そこまでたいした事がなければびっくりして泣いている可能性もあります。そのような場合は安心できるように抱きしめたり、撫でてあげたりと寄り添うと子どもは落ち着きやすいです。

伝わらない気持ちがもどかしくて泣いているようなら、とりあえず声をかけます。声が耳に届かないようなら、そばにいて見守り、目があったりして落ち着くかもしれないと感じた時にティッシュをわたすなどして落ち着かせます。その後に子供の気持ちを代弁して言葉に出してあげます。

2歳から3歳でありがちなのが、成長しているのに、赤ちゃん言葉で赤ちゃんのように大人が接しし続けている事です。しっかりと伝えなくてはいけない場面では、声のトーンを低くしたり、目をしっかり合わせて、簡潔で理解しやすい言葉で伝えます。

全然泣き止まない場合

気持ちの問題で泣き止まないのなら、しばらく何も言わず、触らずに見守ります。イヤイヤとか。

フィーバーしてずっと泣き続けてしまう場合は、別の部屋などに連れて行って、気分転換をします。窓の外を見せるでもいいです。とりあえず、気分転換させます。

それでも無理なら、見守ります。落ち着けそうなタイミングを見ておきます。

その後に落ち着いたら、子供の目線にしゃがみ目を見て、声のトーンを落として、簡潔でわかりやすい、赤ちゃん言葉ではない日本語で真剣に伝えます。

小さい子どもでもしっかり話す

保育の現場に入って驚いたのが、保育者が子どもへの伝え方をものすごく考えていることです。

伝え方が上手な保育者は子どもから絶大な信頼を得ます。

1歳から3歳でも同じ事が言えます。子どもが小さくても伝えることはとても大事なことです。

最後に

子どもであっても人に対する仕事ですので、マニュアル通りにはいかず、一人一人の特徴や周りの環境を考えた上で対応します。

誰には効果あったけど、誰には効果なかったなんて普通にあります。同じ人でも前の手は使えなかったりします。

書いてみたら簡潔で誰にでもできることのような感じがするのですが、意外と難しいです。

普段優しい明るい人が、真剣に話しかけてきたらギョッとすると思うのですが、子どもでも同じなんです。その方が話を聞いてくれたりします。

文章があまりまとまらなかったのですが、また記事を書けたらと思います。

最後までお付き合いありがとうございました。次回の更新をお楽しみに。

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